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質問カードより

第3回目カフェの中で、お答えしきれなかった質問について、
ゲストの岡田弘さんにお答えいただきました。

Q1 岡田先生自身が、体験してこわかったこと、つらかったことはありますか?

A1
 噴火で一番怖かった思い出は、1978年7月15日に有珠山の銀沼で火口のないところで始まった爆発に遭遇した時です。
学生たちと地震計を持って観測中に出合わしました。
定年で北大を辞める時の最終講義で、火山学者のヒヤリハットとして、
以下のような怖かった話をしています。うちの奥さんもはじめて聞いた話ばか りでした。

1.1977年有珠山噴火 8月9日夜の洞爺湖温泉での孤立無援
2.1978年有珠山銀沼噴火 最初の火口開口に居合わせたこと
3.1978年10月24日の有珠山の降雨泥流・土石流の体験
4.1978年8-9月の有珠山銀沼噴火最盛期
5.1981年4月24日の有珠山北外輪山からの小型土石なだれ
6.1985年6月20日の十勝岳の小噴火遭遇
7.1988年12月25日の小型火砕流の現地調査
8.1989年1月25日の合同観測班による十勝岳火口調査

 65年近く生きてきたのだから、当然ながらつらかったこともたくさんあります。
職場がタバコくさくてつらかったのが一番だったように思います。
 もう一つ特につらかったことは、現場を抱える少人数の職場(=観測所)で
人間関係が一部うまくいかなかったことです。

Q2 先生の奥さんも噴火しますか?

A2 
 1976年に結婚しましたが、元気のいい、生きている人間なら、
活火山同様に噴火するのは普通のことです。
適当に言い合ったあとは双方とも辛抱辛抱です。
「家を省みない」、「これでは母子家庭」というのが、大体いつものパターンでした。


以上、2つの質問にお答えいただきました。

防災に関わる研究者・専門家の間では、
「忘妻」「忙妻」「暴妻」対策もなさっている方々もいるそうです。
防災って、奥が深いですね。

by asacafe-iinkai | 2008-08-20 13:55 | 第3回

 

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